シミは、どんなときに濃くなるのか?

メラニンを着色するのは紫外線だけではない

シミは、どんなときに濃くなるのでしょうか?

まず考えられるのが、個人的また日本の地理的条件からくる日照時間の長さや、油性化粧品の多用による”紫外線吸収量の増加”ならびに病気等による疲労です。

これによって、メラニンの生産量がふえるばかりか、血液が酸性化されてメラニンの着色率も高くなるという、ダブルパソチを浴びていることになるわけです。

しかし、血液を酸性にしてしまうのは、紫外線ばかりではありません。

疲労

人間の身体は、朝、起きたばかりのときは、たいてい疲れがとれていますから、血液はアルカリ性の状態で、シミのある人でもさして目立たないものです。それが午後になると徐々に目立ってくるのは、身体が徐々に疲労して、血液が酸性に傾くからです。夜の眠りはこの疲労回復のためです。

ちなみに、秋ぐちにシミが目立ちはじめるのは、夏の疲れがこの季節になって出てくるからです。

病気

病気になると、どうしても身体が慢性的に疲労状態になりますから、血液は酸性に傾きます。たとえば風邪ですが、これによって身体が疲労したのを合図に、ヒスタミンとアセチルコリソが発汗のスタートを切って熟を下げる一方、ベルオキシターゼという酸化酵素も登場してきて、メラニンを着色させ、体力低下による体温低下を防ぐという矛盾的な働きが始まります。

このベルオキシターゼは、メラニン色素によって保温(体温維持)の役割をさせる救いの神であるわけですが、シミに悩む人にとっては、シミを濃くする、いやな酵素でもあるということになります。

ちなみに「肝臓が悪いとシミができる」 のは、別に肝臓がメラニンを生産しているわけではなく、肝臓が悪いことによって、身体が疲労状態になる結果、血液が酸性化してメラニンを着色するためで、その着色の目的は、いうまでもなく原始的な体力・体温の保持(維持)にあります(家の構造や衣類の発達した現代ではシミや老人斑は無用です)。

不安定な精神状態

この場合も、血液は酸性になりますから、イライラやヒステリーは、女性の肌にとって大敵です。

生理の前後

生理の前後にシミの目立つ女性がいます。これは、生理が近づくことによって女性ホルモン(卵胞ホルモン)が平素より多く分泌されて、血液中のリソ酸をふやし、カルシウムイオンを減らすために、血液が酸性化するからです。

この場合のシミほ、生理が終って血液中のバランスが元に戻れば解消するので、一般にいわれる”シミ”とは別物で、一過性のシミと考えてさしつかえありません。

最後まで読んで頂きありがとうございます

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