にんにくの効果・効能詳細

にんにくには様々な生理作用や薬理作用があり、においが強く出る食用鱗茎根部で特に効果があります。

にんにくの臭気成分は硫化アリルとその誘導体(ある種の揮発性合硫黄化合物)で、その成分を抽出した精油成分にはビタミンB1の吸収を高める作用、殺菌作用、血圧やコレステロールを低下させる作用、血小板凝集抑制作用、血糖低下作用、リウマチ関節炎の防止、利尿などの作用があることが知られています。

ビタミンB1の吸収が高まるのは、にんにくの中のイオウを含む化合物の存在形態であるアリインが酵素アリイナーゼにより、においのあるアリシンとなり、これがビタミンB1のSH基と反応することによって腸管から吸収されやすいアリチアミンとなるからです。

従って、臭気をなくしたものは効果を失っているということになります。アリシンは空気に不安定で、アリルジスルフイドなどのスルフイド類に変化します。これがにんにく特有のにおいであるといわれています。

殺菌作用は、にんにく精油成分が食品中や体内で硫化水素を生ずるためと考えられており、精油成分の0.5%水溶液で強い効果を発揮します。また、にんにくを食べても体内で殺菌作用を示し、風邪、扁桃腺炎などに有効といわれています。

血圧やコレステロールを低下させる作用は、特殊成分であるスコルジニンによるものであるといわれています。

そのほか、アリルメチルスルフイド、ジメチルトリスルフイドなどは強い血小板凝集抑制活性をもつとされています。

その作用機作として2つの説があり、いずれの説もアラキドン酸代謝への阻害作用であるという考えです。

にんにくは中国医学では、辛味、熱性の食品として扱われており、血行をよくして体を温めてくれるといわれています。

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